冬編笠に夏頭巾
読み方
ふゆあみがさ に なつずきん意味
冬には寒さを防げない編笠をかぶり、夏には暑苦しい頭巾を着けるという、季節に合わない身なりを表す。そこから、時期・場面・順序に合わず、ちぐはぐであることのたとえとして用いる。由来
編笠は主に日差しを避けるための笠、頭巾は寒さを防ぐために頭にかぶる布である。両者を本来とは逆の季節に用いる不自然さから生まれたたとえとされる。成立した正確な年代や、特定の出典は明確ではない。備考
現代の日常会話ではあまり頻繁には使われない、やや古風なことわざ。「季節外れ」「時機に合わない」と言い換えることが多い。例文
- 真夏に厚手の防寒着を売り出すとは、冬編笠に夏頭巾のような企画だ。
- 会議で昔の資料だけを持ち出しても、今の問題には冬編笠に夏頭巾で役に立たない。
- 彼の提案は事情をよく考えておらず、冬編笠に夏頭巾のように時機を外していた。
類義語
- 夏炉冬扇
- 季節外れ
- ちぐはぐ
- 時節に合わない
対義語
- 時にかなう
- 時宜を得る
- 適時適所