兎も七日なぶれば噛み付く
読み方
うさぎも なぬか なぶれば かみつく意味
ふだんは温和で弱々しく見える者でも、しつこくいじめられたり侮られたりすれば、ついには怒って反抗するということ。相手が大人しいからといって、限度を越えて扱ってはいけないという戒め。由来
成立年代・初出は不明。兎は臆病でおとなしい動物と見なされることが多く、その兎でさえ七日間もなぶり続ければ噛みつく、という具体的なたとえから生まれた。ここでの「七日」は厳密な日数ではなく、しつこく長く続くことを表す。備考
「七日」は実数より「長くしつこく」の意。「なぶる」は弱い相手をからかったり苦しめたりする古風で強い語感の言葉。例文
- 温厚な彼も、毎日のようにからかわれれば、兎も七日なぶれば噛み付くで、ついに怒り出すだろう。
- 部下の沈黙を同意だと思うな。兎も七日なぶれば噛み付くというから、無理な要求はやめたほうがいい。
- 兄がしつこく妹をからかったので、兎も七日なぶれば噛み付くとばかりに、妹は本気で反撃した。
- 普段はおとなしい顧客でも、不誠実な対応が続けば、兎も七日なぶれば噛み付く。
- 弱い立場の人を軽んじてはいけない。兎も七日なぶれば噛み付くものだ。
類義語
- 仏の顔も三度
- 堪忍袋の緒が切れる
- 窮鼠猫を噛む
- 一寸の虫にも五分の魂
対義語
- 柳に風
- ならぬ堪忍するが堪忍
- 負けるが勝ち
- 堪忍は一生の宝