光陰矢のごとし
読み方
こういん や の ごとし意味
月日や時間は、放たれた矢のように非常に速く過ぎ去ってしまうということ。人生や好機はあっという間に過ぎるので、時間をむだにせず大切にせよ、という戒めとしても使われる。由来
古代中国の漢語表現「光陰如箭」「光陰似箭」に由来するとされる。「光陰」は日月・時間、「箭」は矢の意。日本では漢籍の受容を通じて広まり、「光陰、矢のごとし」と訓読的に用いられた。正確な初出年は不詳だが、中世から近世には教訓句として定着した。備考
やや文語的で改まった表現。日常会話でも使えるが、スピーチ・作文・訓示などで特に自然。単に時間の速さを嘆くだけでなく、努力や学びを促す文脈でよく用いられる。例文
- 卒業してからもう十年もたつなんて、光陰矢のごとしだ。
- 子どもの成長を見ていると、まさに光陰矢のごとしと感じる。
- 光陰矢のごとしというから、若いうちに学べることは学んでおきたい。
- 入社したばかりだと思っていたのに、気づけば定年が近い。光陰矢のごとしである。
- 一年は長いようで短い。光陰矢のごとし、計画的に毎日を過ごそう。
類義語
- 歳月人を待たず
- 月日に関守なし
- 烏兎匆匆
- 少年老い易く学成り難し
- 一寸の光陰軽んずべからず
対義語
- 日暮れて道遠し
- 牛歩の歩み