光るもの必ずしも金ならず
読み方
ひかるもの かならずしも きん ならず意味
外見がきらびやかで立派に見えるものでも、必ずしも本当に価値があるとは限らないという意味。人・商品・話・肩書きなどを、表面的な魅力だけで判断してはいけないという戒めとして使われる。由来
英語のことわざ “All that glitters is not gold.” の訳として広まった表現。特にシェイクスピア『ヴェニスの商人』(1596〜1598年ごろ成立、1600年刊)中の “All that glisters is not gold” で有名だが、同趣旨の成句は中世ヨーロッパのラテン語・英語にも見られる。日本語での定着時期は正確には不明だが、英語教育や翻訳が盛んになった明治期以降に一般化したと考えられる。備考
やや文語的な「ならず」を含むため、文章・スピーチ・教訓的な文脈で使われやすい。日常会話では「見た目がよくても中身がいいとは限らない」と言い換えることも多い。例文
- その投資話は利回りばかり強調しているが、光るもの必ずしも金ならずで、契約内容をよく確認したほうがいい。
- 有名大学出身というだけで採用を決めるのは危険だ。光るもの必ずしも金ならずというように、実務能力も見なければならない。
- 豪華な広告に惹かれて買った商品だったが、使ってみると期待外れで、まさに光るもの必ずしも金ならずだった。
- SNSで華やかな生活を見せている人が、本当に幸せとは限らない。光るもの必ずしも金ならずだ。
- この企画書は見た目は美しいが、数字の根拠が弱い。光るもの必ずしも金ならずで、内容を精査しよう。
類義語
- 光る物が金とは限らない
- 見かけ倒し
- 看板倒れ
- 羊頭狗肉
- 人は見かけによらぬ
対義語
- 看板に偽りなし
- 名実相伴う
- 名は体を表す