信ずる者は救われる
読み方
しんずる もの は すくわれる意味
信仰を持つ人は神の救いを得られるという意味。転じて、疑ってばかりいず本気で信じて行動すれば、希望や安心が得られ、よい結果につながることをいう。文脈によっては、根拠なく信じ込むことへの皮肉にもなる。由来
新約聖書「マルコによる福音書」16章16節の「信じて洗礼を受ける者は救われる」など、信仰による救済を説くキリスト教の教えに由来する。原典の成立は1世紀後半ごろとされ、日本では明治期の聖書翻訳(1880年の明治元訳新約聖書など)を通じて広まり、洗礼の部分を省いた格言形として定着した。備考
「信じる者は救われる」ともいう。宗教的な響きがある一方、日常では励まし・冗談・皮肉にも用いられる。相手の信仰をからかう表現にならないよう注意。例文
- 受験前は不安だったが、先生は「最後まで努力を信じなさい。信ずる者は救われるよ」と励ましてくれた。
- 新しい治療法に望みをかける母を見て、信ずる者は救われるという言葉が浮かんだ。
- 彼はその投資話を少しも疑わず、「信ずる者は救われる」と言っていたが、周囲は心配している。
- 何度失敗しても自分の研究を信じ続けた彼女は成功し、まさに信ずる者は救われる結果になった。
- 占いを丸ごと信じる友人に、彼は苦笑して「信ずる者は救われる、ってやつだね」と言った。
類義語
- 信じる者は救われる
- 鰯の頭も信心から
- 一念天に通ず
- 念ずれば通ず
- 念ずれば花ひらく
対義語
- 疑う者は救われない
- 盲信は禁物
- 信じるな、疑え