使っている鍬は光る
読み方
つかっている くわ は ひかる意味
日ごろ使い続ける道具は錆びずに磨かれて光るように、人の能力や技術、体も、怠らず使い続けてこそ衰えずに磨かれるということ。働き続ける人や練習を続ける人は、いきいきとして腕も上がるという教え。由来
鍬は田畑を耕す農具で、使わずに置けば錆びるが、毎日土を耕すと土との摩擦で刃先が磨かれて光る。その農村の生活経験から生まれたたとえ。日本での初出・成立年代は不明で、古くからの農耕社会の俚諺と考えられる。備考
仕事・勉強・芸事・健康維持などに広く使う。やや古風な響きがあり、単なる道具の手入れより、継続的な実践の大切さを説く表現。例文
- 退職後も毎朝畑に出る祖父は足腰が丈夫だ。まさに「使っている鍬は光る」だ。
- ピアノは一日休むと指が鈍るから、短時間でも弾き続けたい。「使っている鍬は光る」というものだ。
- 新人のころから現場に出続けた彼の判断力は鋭い。使っている鍬は光るのだろう。
- 英語は机上の勉強だけでなく、毎日話してこそ上達する。使っている鍬は光る。
- 長年厨房に立つ料理人の包丁さばきは見事で、「使っている鍬は光る」とはこのことだ。
類義語
- 継続は力なり
- 習うより慣れよ
- 玉磨かざれば光なし
- 転がる石には苔が生えぬ
対義語
- 宝の持ち腐れ
- 使わぬ鍬は錆びる