会わぬが別れ
読み方
あわぬ が わかれ意味
人は会わないでいると自然に気持ちが離れ、関係が薄れて、ついには別れたのと同じ状態になってしまうという意味。親しい相手でも、顔を合わせる機会がなくなると疎遠になりやすいことをいう。由来
成立年代・初出は不詳。人と顔を合わせない期間が長いと親しみが薄れ、そのまま縁が切れたようになるという生活上の経験則から生まれたことわざと考えられる。「ぬ」は文語の否定助動詞で、古風な言い回しである。備考
文語的な「ぬ」を含む古風な表現。恋愛・友情・親族関係など、人間関係が疎遠になることへの戒めとして使われる。例文
- 卒業してから一度も連絡を取らず、会わぬが別れで彼とはすっかり疎遠になった。
- 忙しいからと面会を先延ばしにしていると、会わぬが別れになってしまうよ。
- 転勤した友人とは、最初は電話をしていたが、会わぬが別れで年賀状も途絶えた。
- 祖母は「会わぬが別れと言うから、会えるうちに会いに行きなさい」とよく言っていた。
- 遠距離恋愛では、会わぬが別れにならないよう、こまめに連絡を取り合うことが大切だ。
類義語
- 去る者は日々に疎し
- 目に遠ければ心にも遠い
- 目から遠ざかれば心からも遠ざかる
対義語
- 惚れて通えば千里も一里
- 遠くて近きは男女の仲