今日の後に今日なし
読み方
きょう の あと に きょう なし意味
今日という日は一度過ぎれば二度と戻ってこないので、今この日を大切にし、やるべきことを先延ばしにせず有意義に過ごせ、という戒め。時間のかけがえのなさを強調することわざ。由来
明確な初出・成立年は不詳。少なくとも近世、特に江戸時代以降の教訓的な言い回しとして広まったとみられる。暦の上で同じ「今日」は二度来ないという日常的な時間感覚から、「今日の後には同じ今日はない」と表現したもの。備考
やや文語的で、会話では引用調になりやすい。標語、スピーチ、教育的な場面などで、時間を大切にする戒めとして使われる。例文
- 試験までまだ時間があると思っていたが、先生に「今日の後に今日なし」と言われ、すぐ勉強を始めた。
- 祖父母に会える機会は限られている。今日の後に今日なしと思って、週末に訪ねることにした。
- 新しい企画を始めるなら、今日の後に今日なしの気持ちで、まず一歩を踏み出そう。
- 子どもの成長は早いので、今日の後に今日なしと思い、毎日の姿を写真に残している。
- だらだら過ごすのも悪くないが、今日の後に今日なし、やるべきことは今のうちに片づけよう。
類義語
- 今日できることを明日に延ばすな
- 歳月人を待たず
- 光陰矢の如し
- 一日再び晨なり難し
- 明日ありと思う心の仇桜
対義語
- 明日は明日の風が吹く
- 果報は寝て待て
- 急いては事を仕損じる