人生朝露の如し
読み方
じんせい は ちょうろ の ごとし意味
人の一生は、朝日が昇るとすぐ消えてしまう朝露のように、はかなく短いものだというたとえ。栄華や若さ、命そのものが永遠ではないことを悟り、今を大切にすべきだという文脈で使われる。由来
中国の歴史書『漢書』蘇武伝に見える「人生如朝露、何久自苦如此(人生は朝露のごとし。どうして長くこのように自ら苦しむのか)」に由来する故事成語。『漢書』は後漢の班固らにより1世紀後半〜2世紀初めごろ成立した。日本でいつから定着したかは不詳。備考
やや文語的で格調高い表現。日常会話より、弔辞・随筆・訓話などで使われやすい。「人生は朝露の如し」と助詞を補う形も一般的。例文
- 祖父は病を得てから、「人生朝露の如し、悔いのないように生きなさい」とよく口にした。
- 友人の突然の訃報に接し、人生朝露の如しという言葉が胸に迫った。
- 栄華を誇った会社も一夜にして倒産し、人生朝露の如しとはこのことだと思った。
- 人生朝露の如しというが、だからこそ今日できる感謝は今日伝えたい。
- 若いころは永遠に時間がある気でいたが、年を重ねると人生朝露の如しと実感する。
類義語
- 人生朝露
- 命は朝露のごとし
- 浮世は夢
- 露の命
- 槿花一日の栄
対義語
- 人生百年
- 命長ければ恥多し(対義としては不完全)