人の踊る時は踊れ
読み方
ひと の おどる とき は おどれ意味
他人や世間が盛り上がって何かをしているときには、ただ傍観したり逆らったりせず、自分もその流れに乗って参加するのがよいという教え。時勢や場の空気に合わせ、機会を逃さないほうが得だという意味。由来
成立年は不詳。祭りや盆踊りなどで周囲が踊っているときは、自分も一緒に踊るのが場にかなうという生活感覚から生まれた俗諺と考えられる。近世、少なくとも江戸時代(17〜19世紀)には同趣旨の言い回しが広まっていたとされる。備考
やや古風な言い回し。日常では「流れに乗る」「周りに合わせる」が一般的。盲従を勧めるように聞こえる場合もあるため、文脈に注意。例文
- 新しい部署ではみんなが改善活動に積極的なので、人の踊る時は踊れと思って私も参加した。
- 祭りで友人たちが輪に入ったので、人の踊る時は踊れとばかりに私も踊った。
- 周囲が資格取得に挑戦している今こそ、人の踊る時は踊れで勉強を始めよう。
- 流行に無理に逆らうより、人の踊る時は踊れで一度試してみるのも一つの手だ。
- 商店街の各店がセールを始めたので、うちも人の踊る時は踊れとキャンペーンを打った。
類義語
- 郷に入っては郷に従え
- 長い物には巻かれろ
- 時流に乗る
- 流れに乗る
- 踊る阿呆に見る阿呆同じ阿呆なら踊らにゃ損損
対義語
- 我が道を行く
- 独立独歩
- 和して同ぜず
- 人の行く裏に道あり花の山