世話の焼ける子ほど可愛い
読み方
せわ の やける こ ほど かわいい意味
何かと手間がかかり、世話をする機会の多い子ほど、かえって情が移ってかわいく思えるということ。子育てだけでなく、面倒を見た部下・後輩・動物などに対しても、苦労して関わった分だけ愛着が深まるという意味で使われる。由来
特定の作者や出典は不明で、成立年も未詳。『世話を焼く』は人の面倒を見るという意味の言い回しで、この表現から、よく面倒を見た相手ほど愛着が増すという経験則を述べる俗諺として広まったと考えられる。近世末から近代以降の家庭観・子育て観の中で用いられるようになった類句とされるが、明確な初出年代は確認されていない。備考
愛情を表す温かい言い方だが、相手を「手がかかる」と評するため、本人に直接言うと失礼に聞こえる場合がある。例文
- 夜泣きが多くて大変だった娘だが、世話の焼ける子ほど可愛いとは本当だと思う。
- 新人の山田さんは失敗ばかりするが、毎日教えているうちに、世話の焼ける子ほど可愛いという気持ちになってきた。
- うちの犬はいたずら好きで目が離せないけれど、世話の焼ける子ほど可愛いものだ。
- 弟は昔から手がかかったが、母はいつも『世話の焼ける子ほど可愛いのよ』と笑っていた。
- クラスで一番問題を起こす生徒ほど卒業式で泣けてしまい、世話の焼ける子ほど可愛いと実感した。
類義語
- 手のかかる子ほど可愛い
- 馬鹿な子ほど可愛い
- 出来の悪い子ほど可愛い