下駄と焼き味噌
読み方
げた と やきみそ意味
外見や一部分だけは似ていても、本質・用途・価値などがまったく違い、同列には比べられないもののたとえ。下駄は履くもの、焼き味噌は食べるものであるように、表面的な類似だけで同じもの扱いしてはいけないという意味。由来
成立年・初出年は不詳。江戸時代ごろの庶民生活で身近だった下駄と焼き味噌を取り合わせたたとえとされる。どちらも木片状・茶色っぽい見た目に見える場合があるが、片方は履物、片方は食べ物で本質がまったく異なることから生まれた表現。備考
古風でやや珍しい言い回し。現代では「似て非なるもの」「月と鼈」のほうが通じやすい。比較対象を低く見る響きが出る場合がある。例文
- 同じ「営業職」といっても、個人向け販売と大企業向け提案営業では、下駄と焼き味噌ほど違う。
- 見た目が似ているからといって、この二つの製品を同じ性能だと思うのは、下駄と焼き味噌を一緒にするようなものだ。
- 彼の作品と模倣品は、遠目には似ているが、中身は下駄と焼き味噌だ。
- 紙の辞書と検索エンジンは、どちらも調べ物に使うとはいえ、仕組みも得意分野も下駄と焼き味噌である。
- その二つの計画を同列に論じるのは無理がある。目的からして下駄と焼き味噌だからだ。
類義語
- 似て非なるもの
- 月と鼈
- 提灯に釣鐘
- 雲泥の差
- 天と地の差
対義語
- 瓜二つ
- 大同小異
- 五十歩百歩
- 似たり寄ったり
- どんぐりの背比べ