下衆の逆恨み
読み方
げす の さかうらみ意味
心根の卑しい人は、自分に非があるのに、注意したり助けようとしたりした相手をかえって恨むということ。筋違いの恨みや、恩を仇で返すような態度を戒めていう。由来
「下衆(下種・下司)」は身分が低い者、転じて品性の卑しい者を指す語。「逆恨み」は本来恨む筋合いのない相手を恨むこと。江戸時代のいろはかるたなどに見られることわざとされるが、正確な成立年は不明。備考
「下衆」は強い侮蔑語なので、相手に直接言うと非常にきつい表現になる。現代では批判的・断定的な文脈で用いられる。例文
- せっかく彼の失敗を防ごうと忠告したのに怒り出すとは、下衆の逆恨みだ。
- 規則違反を注意された社員が上司を恨むのは、まさに下衆の逆恨みというものだ。
- 借金を返すよう求めただけで悪口を言われるなんて、下衆の逆恨みにもほどがある。
- 友人は彼をかばったのに、責任を押しつけられたと思い込まれ、下衆の逆恨みに遭った。
- 自分の怠慢を棚に上げて先生を責めるのは、下衆の逆恨みだよ。
類義語
- 逆恨み
- 恩を仇で返す
- 盗人猛々しい
- 悪人は善人を憎む
対義語
- 恩に報いる
- 恩を恩で返す
- 忠告を素直に受け入れる