下手な鉄砲も数打てば当たる
読み方
へたな てっぽうも かず うてば あたる意味
技術や能力が未熟でも、何度も試みればそのうち成功することがある、という意味。成功率が低い場合でも、試行回数を増やすことで偶然の成功や成果を得られる可能性が高まる、という考えを表す。由来
鉄砲の腕が下手な者でも、弾をたくさん撃てば一発くらいは的に当たる、というたとえに由来する。日本に鉄砲が伝来したのは天文12年(1543年)だが、このことわざの正確な成立年は不明。鉄砲が広く知られるようになった近世、特に江戸時代以降に一般化した表現と考えられる。口語では「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」とも言う。備考
努力や行動量を肯定する場面で使う一方、自分や他人の技量を「下手」と言うため、相手に直接使うと失礼に響くことがある。くだけた表現では「数撃ちゃ当たる」とも言う。例文
- 営業メールの文面にはまだ自信がないが、下手な鉄砲も数打てば当たると思って、まずは多くの会社に送ってみた。
- 新人のうちは企画の質にばかり悩むより、下手な鉄砲も数打てば当たるで、どんどん案を出すことが大切だ。
- 写真を撮るのが苦手な彼でも、下手な鉄砲も数打てば当たると言って、何十枚も撮るうちに一枚だけ見事な写真が撮れた。
- 懸賞に応募してもなかなか当たらないが、下手な鉄砲も数打てば当たると信じて、毎月欠かさず応募している。
- 面接に落ち続けて落ち込んでいたが、友人に『下手な鉄砲も数打てば当たるよ』と励まされ、応募数を増やすことにした。
類義語
- 数を打てば当たる
- 下手も数打ちゃ当たる
- 当たって砕けろ
- 犬も歩けば棒に当たる
対義語
- 量より質
- 一発必中
- 一撃必殺
- 少数精鋭