下戸の肴荒らし
読み方
げこ の さかなあらし意味
酒を飲めない人が酒席で酒の代わりに料理やつまみばかりをたくさん食べること。また、主役となるものには関わらず、付随するものだけを盛んに消費する人をからかっていう表現。由来
正確な初出や成立年は不詳。酒宴で、酒を飲まない「下戸」が酒の肴を次々に食べてしまう様子をもとにした言い回し。酒席の作法や上戸・下戸を対比して笑う日本の酒文化の中で広まったことわざと考えられる。備考
やや古風で、酒席で冗談めかして使う表現。相手を卑しんで聞こえる場合があるため、目上や親しくない人には避けたい。例文
- 彼は一滴も飲めないのに刺身も唐揚げも平らげ、まさに下戸の肴荒らしだった。
- 忘年会で下戸の肴荒らしにならないよう、料理はみんなの分を考えて取ろう。
- 酒は断ったのに、おつまみだけは遠慮なく食べるなんて、下戸の肴荒らしだね。
- 部長は飲めないが食べる量は誰より多く、同僚から下戸の肴荒らしと笑われていた。
- 飲み会の会計で不公平感が出ないよう、下戸の肴荒らしと言われない程度にしておいた。
類義語
- 下戸の肴食い
- 下戸は肴を荒らす
- 酒飲みの肴知らず
対義語
- 上戸の酒好き
- 酒飲みは肴を選ばず