下問を恥じず
読み方
かもん を はじず意味
自分より地位・年齢・学識などが下だと思われる人に教えを請うことを恥ずかしいと思わない、という意味。学ぶ姿勢に上下関係や体面を持ち込まず、謙虚に質問することの大切さを説く言葉。由来
中国の儒教経典『論語』公冶長篇の「敏而好学、不恥下問」に由来する。孔子が孔文子を評した言葉で、『論語』は孔子没後の弟子たちにより戦国時代初期ごろ、紀元前5〜4世紀頃に編まれたとされる。日本には漢籍として古代から伝わり、訓読形で用いられるようになった。備考
「下問」は目下の者に尋ねること。現代では上下意識が強く響くため、謙虚な学習態度を述べる文脈で用いるのが自然。四字熟語形は「不恥下問」。例文
- 新入社員から教わることになっても、下問を恥じずの姿勢で学ぶべきだ。
- 教授は学生の意見にも耳を傾け、下問を恥じずを実践している。
- 技術の進歩が速い分野では、年下の専門家に尋ねる下問を恥じずの態度が欠かせない。
- 彼は管理職になってからも下問を恥じず、現場の若手に操作方法を聞いていた。
- 下問を恥じずというが、分からないことを素直に聞ける人ほど成長が早い。
類義語
- 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
- 不恥下問
- 知らぬを知らぬとせよ
- 虚心坦懐に学ぶ
対義語
- 下問を恥じる
- 知ったかぶり
- 人に聞くのを恥じる
- 独りよがり