三人行えば必ず我が師あり
読み方
さんにん おこなえば かならず わが し あり意味
自分を含めて三人が一緒に行動すれば、その中には必ず自分が学ぶべき相手がいるという意味。人には誰にでも長所や見習う点があり、また欠点や失敗も反面教師になるので、謙虚に他人から学ぶべきだという教え。由来
中国の古典『論語』述而篇の「三人行、必有我師焉。擇其善者而從之、其不善者而改之」に由来する。孔子(紀元前551〜前479)の言葉とされ、弟子たちにより戦国時代初期ごろ(紀元前5〜4世紀ごろ)に編まれたと考えられる。日本でことわざとして定着した正確な時期は未詳だが、漢籍教育を通じて古くから訓読されてきた。備考
漢籍由来の格調ある表現。日常会話より文章・スピーチ向きで、相手の長所だけでなく短所からも学ぶ謙虚な姿勢を説く。例文
- 新人の意見にも鋭い点があり、三人行えば必ず我が師ありだと感じた。
- 三人行えば必ず我が師ありという気持ちで、年齢や立場に関係なく人の話を聞くようにしている。
- 会議で反対意見を聞いて、自分の考えの甘さに気づいた。まさに三人行えば必ず我が師ありだ。
- 旅先で出会った人の親切な振る舞いに学び、三人行えば必ず我が師ありという言葉を思い出した。
- 苦手な同僚にも仕事の進め方で見習うところがある。三人行えば必ず我が師ありと思えば、関係も少し変わる。
類義語
- 人の振り見て我が振り直せ
- 他山の石
- 我以外皆我が師
- 人皆我が師
対義語
- 唯我独尊
- 独善
- 人の言葉に耳を貸さない