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七日通る漆も手に取らねばかぶれぬ

読み方

なのか とおる うるし も て に とらねば かぶれぬ

意味

かぶれやすい漆でも、そばを何日通っても自分から手に取って触れなければかぶれない、という意味。転じて、危険な物事や面倒な問題も、こちらから関わったり手を出したりしなければ災いを受けずに済む、という戒め。

由来

成立年代は不詳。漆の木や生漆に触れると皮膚がかぶれるという生活上の経験をもとにしたたとえで、漆器・漆塗りが身近だった時代に生まれた俗諺と考えられる。近世、特に江戸時代以降のことわざ集・俗語資料に見られる類の表現だが、初出年は確定していない。

備考

古風で現在の日常会話ではまれ。意味は「触らなければ害はない」に近く、消極的回避を勧める文脈で使う。

例文

  • あの投資話は怪しいから近づかないほうがいい。七日通る漆も手に取らねばかぶれぬというだろう。
  • 社内の派閥争いには口を出さないことにした。七日通る漆も手に取らねばかぶれぬで、関わらなければ巻き込まれずに済む。
  • うわさ話を聞いても広めないほうがいい。七日通る漆も手に取らねばかぶれぬ、余計な手出しは災いのもとだ。
  • 危険なサイトだと分かっているなら、興味本位で開くべきではない。七日通る漆も手に取らねばかぶれぬだ。
  • 彼は面倒なトラブルに首を突っ込まなかった。七日通る漆も手に取らねばかぶれぬと考えたからだ。

類義語

  • 触らぬ神に祟りなし
  • 君子危うきに近寄らず
  • 寝た子を起こすな
  • 藪をつついて蛇を出すな

対義語

  • 虎穴に入らずんば虎子を得ず
  • 危ない橋を渡る
  • 火中の栗を拾う

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