一利あれば一害あり
読み方
いちり あれば いちがい あり意味
物事には利益や長所がある一方で、必ず不利益や短所も伴うものだという意味。何かを選んだり得たりするときは、良い面だけでなく悪い面も見て判断すべきだ、という戒めとして使われる。由来
明確な初出や成立年代は不詳。漢語の「一利一害」に基づく言い回しで、中国古典由来の対句的な発想が日本でも教訓表現として定着したものと考えられる。少なくとも近世以降、類句「利あれば害あり」とともに用いられてきた。備考
利益と不利益の両面を冷静に見るときに使う。やや硬めの教訓表現で、会話では「メリットもデメリットもある」に言い換えられることが多い。例文
- 新しいシステムは作業が速くなるが、導入費が高い。一利あれば一害ありだね。
- 駅前に引っ越せば通勤は楽になるが、家賃は上がる。一利あれば一害ありというものだ。
- スマートフォンは便利だが、使いすぎると時間を奪われる。一利あれば一害ありだ。
- その薬はよく効く反面、副作用もある。一利あれば一害ありだから、医師と相談して決めよう。
- 在宅勤務は自由度が高いが、運動不足になりやすい。一利あれば一害ありで、対策が必要だ。
類義語
- 一利一害
- 利あれば害あり
- 得る所あれば失う所あり
- 痛し痒し
- あちらを立てればこちらが立たず
対義語
- 一挙両得
- 一石二鳥
- 良いことずくめ