まくらを高くして寝る
読み方
まくら を たかく して ねる意味
心配事や不安、後ろめたいこと、差し迫った危険などがなく、安心して眠れる状態をいう表現。単に寝具の枕を高くするという意味ではなく、「不安が解消されて心が落ち着いている」「もう警戒しなくてよい」という比喩的な意味で使う。由来
由来の正確な時期は不明。古くは、危険や不安がある時は物音や異変に気づけるよう緊張して眠るため、枕を高くしてゆったり眠ることができない、という生活感覚から生まれた表現とされる。江戸時代以降の文献に見られる慣用表現で、「高枕で寝る」「枕を高くする」ともいう。備考
「枕を高くして寝られない」の形で、不安や危険が残る状況を表すことも多い。日常会話から報道・ビジネス文脈まで幅広く使われる。例文
- 借金をすべて返し終えて、ようやく枕を高くして寝られるようになった。
- 犯人が逮捕されるまでは、近所の人たちも枕を高くして寝ることができなかった。
- 大きな取引先との契約が無事にまとまり、社長は今夜こそ枕を高くして寝られると言った。
- 試験の結果が出るまでは落ち着かなかったが、合格通知を見て枕を高くして寝られた。
- セキュリティ対策を強化したので、これで安心して枕を高くして寝られる。
類義語
- 安心して眠る
- 安眠する
- 心置きなく眠る
- 憂いなく眠る
- 胸をなで下ろす
対義語
- 枕を高くして寝られない
- 枕を低くして寝る
- 夜も眠れない
- 気が気でない
- 安心できない