すべての道はローマに通ず
読み方
すべて の みち は ろーま に つうず意味
目的地や目標が同じであれば、そこへ至る方法や道筋は一つとは限らず、いろいろな手段があるという意味。また、さまざまなものが最終的には一つの中心や重要な場所に集まる、という意味でも用いられる。由来
古代ローマ帝国では、軍事・行政・交易のために街道網が整備され、各地の主要道路が首都ローマへ通じていたことに由来する。紀元前20年、アウグストゥスがフォロ・ロマーノに置いた「黄金の里程標」とも関連づけられる。成句としては中世ヨーロッパ、12世紀ごろのラテン語表現に見られ、のちに英語 “All roads lead to Rome” などを経て日本語に訳された。備考
西洋由来のことわざ。文語的な「通ず」を用いるため、やや硬い表現。「ローマは一日にして成らず」とは意味が異なる。例文
- 勉強法は人によって違うが、合格という目標に近づけるなら、すべての道はローマに通ずだ。
- 営業、広告、口コミのどれを使っても顧客に届くのだから、すべての道はローマに通ずと言える。
- 彼は遠回りに見える経験も、将来の仕事に役立つはずだと考え、すべての道はローマに通ずと信じている。
- プログラミングの解き方は一つではなく、正しく動くならすべての道はローマに通ずという面がある。
- 進学でも就職でも、夢に近づく道はいくつもある。まさに、すべての道はローマに通ずだ。
類義語
- 目的地は同じ
- 道は一つではない
- 方法はいろいろある
- 行き方は違っても行き着く所は同じ
- 手段は違っても目的は達せられる