鰻に梅干し
読み方
うなぎ に うめぼし
意味
鰻と梅干しを一緒に食べると体によくない、または食べ合わせが悪いとする言い伝え。転じて、性質が合わず、組み合わせるのに向かない二者・二物のたとえとしても用いられる。ただし、実際に有害な組み合わせであることを示すものではない。
由来
正確な初出や成立年は不明である。少なくとも江戸時代(17~19世紀)には、食べ合わせを戒める俗信の一つとして広まったとされる。脂の多い鰻と酸味の強い梅干しが胃に負担をかけるという考えや、鰻の食べ過ぎを戒めるために生まれたという説があるが、いずれも定説ではない。
分類・由来
備考
実際には、鰻と梅干しを同時に食べても有害とする科学的根拠は乏しい。現在では代表的な「食べ合わせ」の迷信として紹介されることが多い。
例文
- 祖母は「鰻に梅干し」だから、一緒に食べてはいけないと言っていた。
- 鰻の蒲焼きを出したら、父は鰻に梅干しだと言って梅干しを別の皿へ移した。
- あの二人は仕事の進め方が正反対で、まるで鰻に梅干しのように意見が合わない。
類義語
- 食い合わせが悪い
- 取り合わせが悪い
- 水と油
対義語
- 相性がよい
- 取り合わせがよい
- 食べ合わせがよい