鬼の女房に鬼神
読み方
おに の にょうぼう に きじん意味
鬼のように冷酷・凶悪な男の妻には、それにふさわしい鬼神のように恐ろしい女がなるということ。転じて、性質の悪い者や手ごわい者には、同類・同程度の相手がつく、似た者同士が結びつくという意味。由来
正確な成立年や初出は未詳。鬼を悪人・恐ろしい者の比喩とし、その妻にはさらに恐ろしい鬼神が似合うと見立てた俗諺で、近世、特に江戸時代(17〜19世紀ごろ)には流布していたとされる。備考
現代ではかなり古風で使用頻度は低い。人を「鬼」「鬼神」にたとえる強い悪口なので、本人に向けて使うのは避けたい。例文
- あの横暴な社長に、さらに豪腕の奥さんとは、まさに鬼の女房に鬼神だ。
- 意地悪な店主の妻も負けず劣らずきつく、近所では鬼の女房に鬼神と言われている。
- 彼の相棒も同じくらい手ごわくて、鬼の女房に鬼神のような組み合わせだ。
- 悪質な詐欺師の妻まで共犯だったと聞き、鬼の女房に鬼神とはこのことだと思った。
- 厳しい監督に厳格なマネージャーがついて、選手たちは鬼の女房に鬼神だと苦笑した。
類義語
- 割れ鍋に綴じ蓋
- 破れ鍋に綴じ蓋
- 似た者夫婦
- 類は友を呼ぶ
- 牛は牛連れ馬は馬連れ
対義語
- 水と油
- 犬猿の仲
- 氷炭相容れず
- 月とすっぽん