馬鹿な大将敵より怖い
読み方
ばかな たいしょう てき より こわい意味
愚かで判断力のない指揮官や上司は、敵そのものよりも大きな損害や混乱を味方にもたらす、という意味。組織では、立場の高い人の無能さが部下や仲間を危険にさらすことを戒める言葉。由来
具体的な初出年は不明。近世から近代にかけての軍事・武家社会の経験則から広まったと考えられる。「大将」は軍を率いる者で、敵よりも愚かな指揮官の誤った命令のほうが味方を破滅させるという発想に基づく。備考
人を強く批判する表現なので、本人の前や公的な場では避けたほうがよい。会社・政治・スポーツなど、指導者の無能を皮肉る文脈で使われる。例文
- 経験のない部長が思いつきで方針を変えるので、まさに馬鹿な大将敵より怖いだ。
- 現場を知らない上司の命令で納期がさらに遅れた。馬鹿な大将敵より怖いとはこのことだ。
- 敵チームよりも、無謀な作戦を出す監督のほうが問題だ。馬鹿な大将敵より怖い。
- 災害時に責任者が誤った情報を流せば、馬鹿な大将敵より怖い結果になりかねない。
- 優秀な社員がそろっていても、経営者が判断を誤れば会社は傾く。馬鹿な大将敵より怖いというわけだ。
類義語
- 愚将は敵より怖い
- 暗君は敵より恐ろしい
- 無能な味方は敵より怖い
- 馬鹿な味方は敵より怖い
対義語
- 名将の下に弱卒なし
- 良将は兵を選ばず