馬鹿と利口は紙一重
読み方
ばか と りこう は かみひとえ意味
愚かな人と賢い人は正反対に見えても、その差は紙一枚ほどわずかだということ。判断や結果が少し違うだけで、利口な行動が馬鹿に見えたり、馬鹿に見える行動が実は賢明だったりすることをいう。由来
起源や成立年は不詳。「紙一重」は紙一枚ほどのごく薄い隔たりを表す語で、その比喩を「馬鹿」と「利口」という対立する評価に当てはめた言い回し。近世以降に広まったとみられるが、具体的な初出や年代は確定していない。備考
「馬鹿」は強い語なので、相手に直接言うと失礼になりやすい。人物批評よりも、判断や結果の微妙さを述べる文脈で使うのが無難。例文
- 彼の大胆な投資は最初は無謀に見えたが、成功してみると、馬鹿と利口は紙一重だと感じる。
- あの発明家の行動は変わっているけれど、馬鹿と利口は紙一重だから、簡単に笑ってはいけない。
- 一見ばかげた案でも、状況が合えば名案になる。まさに馬鹿と利口は紙一重だ。
- 彼女はリスクを承知で挑戦した。失敗すれば愚か者、成功すれば賢者で、馬鹿と利口は紙一重だ。
- 人と違う考え方をすぐに否定するな。馬鹿と利口は紙一重というように、評価は後から変わることがある。
類義語
- 馬鹿と天才は紙一重
- 天才と狂人は紙一重
- 利口と馬鹿は紙一重
- 紙一重
対義語
- 雲泥の差
- 月とすっぽん
- 提灯に釣鐘
- 天地の差