馬は乗りたし路は悪し
読み方
うま は のりたし みち は わるし意味
やりたい気持ちはあるのに、条件や状況が悪くて思うように実行できないこと。望みはあるが、それを妨げる事情があって前に進みにくい状態をたとえる。由来
馬に乗って出かけたいが、道が悪くて進めないという実際の状況をたとえにした言い回し。正確な成立年は不明だが、近世以降の日本の俚諺・ことわざとして伝わる表現で、江戸時代ごろには同種の表現が用いられていたと考えられる。備考
やや古風で文章語的な響きがある。「道は悪し」とも書く。日常会話では「やりたいが条件が悪い」と言い換えられることが多い。例文
- 新しい店を出したいが資金繰りが厳しく、まさに馬は乗りたし路は悪しだ。
- 旅行には行きたいけれど台風が近づいていて、馬は乗りたし路は悪しという状況になった。
- 彼を採用したいのは山々だが、今の部署に空きがなく、馬は乗りたし路は悪しである。
- 留学したい気持ちは強いのに家庭の事情で動けず、馬は乗りたし路は悪しと嘆いていた。
- 計画そのものは魅力的だが、時期が悪すぎる。馬は乗りたし路は悪しで、今回は見送るしかない。
類義語
- 河豚は食いたし命は惜しし
- 痛し痒し
- 思うに任せない
- ままならぬ
対義語
- 渡りに船
- 願ったり叶ったり
- 追い風に帆を上げる
- 好機到来