馬に乗るまでは牛に乗れ
読み方
うま に のる まで は うし に のれ意味
難しいことや大きなことに取り組む前には、まず簡単で安全なことから始めて、段階を踏んで慣れるのがよいという意味。未熟なうちは無理をせず、基礎的な経験を積むべきだという教え。由来
馬は速く乗りこなすのが難しい一方、牛は歩みが遅く扱いやすいことから、馬に乗れるようになる前は牛で慣れよ、という生活上の知恵がたとえになったもの。成立年代は不詳だが、牛馬が農耕・運搬・乗用に身近だった近世以前の生活感覚に基づくことわざと考えられる。備考
やや古風で、日常会話では頻出しない。学習・訓練・仕事などで「段階を踏む大切さ」を説くときに使う。相手に言う場合は説教調になりやすい。例文
- いきなり大型バイクに乗るのは危ないよ。馬に乗るまでは牛に乗れで、まずは小型から練習しよう。
- 新入社員が最初から大きな商談を任されることは少ない。馬に乗るまでは牛に乗れというように、小さな案件で経験を積むべきだ。
- 難しい小説を原文で読む前に、やさしい教材から始めたほうがいい。馬に乗るまでは牛に乗れだ。
- 起業したい気持ちは分かるが、まずは副業で試してみてはどうか。馬に乗るまでは牛に乗れというだろう。
- 彼女はプロの道具を買う前に、初心者用の道具で基礎を学んだ。まさに馬に乗るまでは牛に乗れである。
類義語
- 千里の道も一歩から
- 習うより慣れよ
- 急がば回れ
- 始めは処女の如く後は脱兎の如し
対義語
- いきなり本番
- 一足飛び
- ぶっつけ本番