願ったり叶ったり
読み方:ねがったり かなったり
意味
自分が望んでいたことが実現し、条件も非常に都合よくそろっていて、これ以上ないほど満足できること。「ちょうど願いどおりで大変好都合だ」という喜びを表す。
由来
特定の古典作品や成立した年代は明らかではない。「願う」と、その願いが「叶う」を重ね、「~たり」の反復によって、望みどおりで非常に都合がよいという意味を強めた日本語の言い回しである。
備考
喜ばしい条件がそろった場合に用いる、ややくだけた表現。会話・文章の双方で使える。「願ったりかなったり」とかな書きにすることもある。
別表記
- 願ったりかなったり
- 願ったり、叶ったり
補足
- 「願いをかければ必ずかなう」という一般則を述べることわざだと解するのは誤り。望みどおりの好条件が実現した状況をいう。
- 「願ったり叶えたり」は誤用。後半は自動詞「叶う」の過去形である「叶ったり」を用いる。
例文
- 希望していた地域への配属になり、しかも仕事内容も得意分野で、私には願ったり叶ったりだ。
- 雨不足の畑に夜のうちに穏やかな雨が降るとは、農家にとって願ったり叶ったりだ。
- 駅に近く、家賃も予算内の物件が見つかり、願ったり叶ったりの条件だった。
分類
類義語
対義語
- 願いがかなわない
- 不本意
- 踏んだり蹴ったり
対比・対照ことわざ
- 踏んだり蹴ったり
- 泣きっ面に蜂