頼む木の下に雨漏る
読み方
たのむ き の した に あまもる意味
頼りにしていた人や物が、いざという時に役に立たなかったり、期待を裏切ったりすること。助けを求めて雨宿りした木の下でも雨が漏れるように、頼みにした相手や手段が十分な支えにならない状況をいう。由来
雨を避けようとして木の下に入っても、枝葉のすき間から雨が漏れて濡れてしまう情景を、人間関係や期待の失敗にたとえたもの。成立年代は不詳だが、近世以前からの口承的な譬えと考えられ、江戸時代以降のことわざ資料にも見られる表現である。備考
やや古風で文章語的なことわざ。日常会話では「頼りにしていたのに当てが外れた」と言う方が自然な場合も多い。例文
- 一番信頼していた先輩が締め切り直前に連絡を絶ち、まさに頼む木の下に雨漏るだった。
- 親会社が資金援助を約束していたのに急に方針を変えたので、頼む木の下に雨漏るという思いがした。
- 困った時は彼に相談すれば大丈夫だと思っていたが、今回は何の助けにもならず、頼む木の下に雨漏るだった。
- 有名な保証サービスに入っていたのに対象外と言われ、頼む木の下に雨漏るとはこのことだ。
- チームの柱と期待された選手が大事な試合で欠場し、監督は頼む木の下に雨漏ると嘆いた。
類義語
- 当てが外れる
- 頼みの綱が切れる
- 頼む木陰に雨漏る
- 飼い犬に手を噛まれる
- 後ろ盾を失う
対義語
- 鬼に金棒
- 渡りに船
- 地獄で仏
- 頼りになる
- 力強い後ろ盾