頭動かねば尾が動かぬ
読み方
かしら うごかねば お が うごかぬ意味
上に立つ者や中心となる人が行動しなければ、下の者や周囲の人は動かないということ。組織や集団では、指導者が率先して動くことが大切だという教え。由来
「頭」は動物や人の体の先導部分、「尾」はその後に続く部分で、頭が動かなければ尾も動けないという身体の動きのたとえに由来する。正確な初出・成立年代は不詳だが、近世以降に用いられた教訓的なことわざと考えられる。備考
現代ではやや硬く古風な言い方。会社・学校・地域活動などで、上位者の率先行動や責任を説く場面に使われる。例文
- 社長が改革に本気で取り組まなければ、頭動かねば尾が動かぬで、社員も変わらないだろう。
- 監督が練習に顔を出さないのでは、頭動かねば尾が動かぬ、選手の士気も上がらない。
- 部長自ら新しいシステムを使い始めたので、頭動かねば尾が動かぬとは逆に、部下もすぐに慣れていった。
- 地域清掃を広めたいなら、まず自治会長が参加すべきだ。頭動かねば尾が動かぬというものだ。
- リーダーが決断を先延ばしにしている限り、頭動かねば尾が動かぬで、プロジェクトは進まない。
類義語
- 上行えば下これに倣う
- 上に立つ者が動けば下も動く
- 隗より始めよ
- 率先垂範
対義語
- 尾が犬を振る
- 草の根から動く