頭の黒いうちに親孝行
読み方:あたま の くろい うち に おやこうこう
意味
親が元気で健在なうちに、感謝やいたわりを行動で示して親孝行をしておくべきだ、という教え。親を失ってから後悔しないよう、会う時間をつくる、助ける、感謝を伝えるなどを早いうちに行うことを勧める。
由来
「親の頭の黒いうちに孝行せよ(親の頭が黒いうちに孝行せよ)」という言い回しを省略した形。髪が黒いことを、親がまだ若く元気であることのたとえとし、その間に孝行すべきだと説く。親孝行を重んじる儒教的な倫理観とも通じるが、この日本語表現そのものの成立時期や初出は明確ではない。
備考
通常は「親の頭の黒いうちに孝行せよ」という形でも言う。「頭が黒い」は白髪になる前、ひいては親が健在であることを表す比喩。親に限らず、身近な人を大切にする文脈でも用いられる。
例文
- 遠方に住んでいても、頭の黒いうちに親孝行と思い、毎週電話をするようにしている。
- 母が元気なうちに旅行へ連れて行こう。頭の黒いうちに親孝行だ。
- 仕事が忙しいからと先延ばしにせず、頭の黒いうちに親孝行をしておきなさい。
分類
類義語
- 親の頭の黒いうちに孝行せよ
- 孝行のしたい時分に親はなし
- 親孝行したい時には親はなし
対義語
- 親不孝
- 恩を仇で返す