雷は三日
読み方:かみなり は みっか
意味
雷鳴や雷雨は長く続かず、せいぜい三日ほどで収まるという経験則から、一時は大きな勢いで騒がれたこと、激しい怒り、派手な活動なども長続きしないことをいう。多くは、物事の熱気や勢いがすぐに消えることをやや批判的に表す。
由来
成立した年代や初出の文献は明確ではない。雷が鳴り続ける天候は長期化しにくいという、古くからの生活上・気象上の観察をもとに日本で口承されてきたことわざとされる。「三日」は厳密に三日間という意味ではなく、短い期間のたとえである。
備考
人の怒り・流行・騒動・改革熱など、一時的に勢いのある事柄に用いる。相手の努力や決意を「長続きしない」と評するため、本人に対して使う際は失礼になりうる。
別表記
- 雷三日
誤用・混同注意
- 「三日」を厳密に三日間と解釈するのは適切ではない。短期間で収まることのたとえである。
- 気象学上、雷が必ず三日で収まるという予報・法則を示す表現ではない。
- 「三日」は通常「さんにち」ではなく「みっか」と読む。
例文
- 新制度への反対運動も、最初は大きな声だったが、雷は三日で、すぐに話題にならなくなった。
- 部長の怒りは雷は三日だから、少し時間を置いてから事情を説明しよう。
- 毎年の勉強計画が雷は三日で終わらないよう、毎日の記録をつけることにした。
分類
類義語
- 三日坊主
- 尻切れとんぼ
- 熱しやすく冷めやすい