雄弁は銀沈黙は金
読み方
ゆうべん は ぎん ちんもく は きん意味
上手に話すことには価値があるが、時と場合によっては、あえて何も言わず沈黙を守ることのほうがさらに尊く、賢明であるという意味。余計な発言を控える大切さを説くことわざ。由来
西洋由来の格言で、英語の “Speech is silver, silence is golden” やドイツ語圏の “Reden ist Silber, Schweigen ist Gold” などに対応する。19世紀のヨーロッパで広く用いられ、日本には明治期(19世紀後半〜20世紀初頭)に英語教育や翻訳を通じて入ったとされるが、正確な伝来年は不明。備考
「雄弁は銀、沈黙は金」と読点を入れて書くのが一般的。常に黙るべきという意味ではなく、発言しないほうが賢明な場面を戒める表現。例文
- 会議で反論したくなったが、相手が感情的だったので、雄弁は銀沈黙は金と思って黙っていた。
- 謝罪の場では言い訳を重ねるより、雄弁は銀沈黙は金で、まず相手の話を聞くことが大切だ。
- 彼は説明がうまいが、秘密を守るべき場面では雄弁は銀沈黙は金をよく心得ている。
- SNSで不用意に発言して炎上するくらいなら、雄弁は銀沈黙は金と考えて投稿を控えたほうがよい。
- 交渉の最後に余計な一言を言わなかったのは正解だった。まさに雄弁は銀沈黙は金だ。
類義語
- 言わぬが花
- 口は災いの元
- 雉も鳴かずば撃たれまい
- 言わぬは言うにまさる
- 沈黙にまさる雄弁なし
対義語
- 言わねば腹ふくる
- 言わぬことは聞こえぬ
- 言わぬは損
- 沈黙は承諾のしるし