降りかかる火の粉は払わねばならぬ
読み方
ふりかかる ひのこ は はらわねば ならぬ
意味
自分に危害や災難が及んできたなら、黙って受け身でいるのではなく、自分でその害を取り除き、身を守らなければならないという意味。望んで関わった問題でなくても、直接被害を受けるなら対処すべきだという考えを表す。
由来
特定の古典・作者に由来するという確かな記録はなく、成立時期も不詳である。自分の身に降りかかる火の粉を払い落とすという日常的で具体的な比喩から生まれた、日本語の慣用的なことわざと考えられる。「払わねばならぬ」は「払わなければならない」のやや古風な表現。
分類・由来
備考
主に、非難・攻撃・災難などへの自衛的な対応を正当化する際に使う。自ら争いを仕掛ける意味ではない。「払わねばならぬ」は硬く古風な言い方で、会話では「払わなければならない」も用いる。
例文
- 根拠のない中傷で会社の信用が損なわれそうなので、降りかかる火の粉は払わねばならぬと考え、正式に抗議した。
- 彼は争いを好まないが、自分や家族が不当な被害を受けるなら、降りかかる火の粉は払わねばならぬと言う。
- 問題を放置すれば損害が広がる。降りかかる火の粉は払わねばならぬとして、早急に対策を立てよう。
類義語
- 身に降りかかる火の粉を払う
- 自分の身は自分で守る
- 自衛する
対義語
- 泣き寝入り
- 事なかれ主義
- 見て見ぬふり