金の草鞋を履いて探す
読み方
かね の わらじ を はいて さがす意味
めったに得られない人や物を、どんな苦労をしてでも、あちこち歩き回って熱心に探し求めること。特に、よい結婚相手や貴重な人材など、見つけにくい価値あるものを探す場合に使われる。由来
成立年は不詳。草鞋は普通わら製で長く歩くとすぐ擦り切れるが、「金(かね)」すなわち金属・鉄の草鞋なら長旅にも耐える、という発想から、遠くまで根気よく探すたとえになった。江戸時代にはことわざとして広まっていたとされる。備考
「金」は「きん」ではなく「かね」と読む。金色や黄金の草鞋ではなく、金属製の丈夫な草鞋の意。古風な言い回しで、特に良縁・人材探しに多い。例文
- あれほど誠実で腕のよい職人は、金の草鞋を履いて探してもなかなか見つからない。
- 祖母は「一つ年上の女房は金の草鞋を履いて探せ」とよく言っていた。
- この条件をすべて満たす物件は、金の草鞋を履いて探す覚悟が必要だ。
- 会社の再建を任せられる人材を、社長は金の草鞋を履いて探している。
- 彼のように約束を守り、周囲を思いやれる友人は、金の草鞋を履いて探すほど貴重だ。
類義語
- 草の根を分けて探す
- 血眼になって探す
- 八方手を尽くす
- 東奔西走して探す
対義語
- 果報は寝て待て
- 棚から牡丹餅
- 待てば海路の日和あり