野球は9回2死から
読み方:やきゅう は きゅうかい にし から
意味
野球の試合は、通常は最終回である9回の二死(ツーアウト)になっても、最後の一人がアウトになるまでは勝敗が決まらず、逆転の可能性があるということ。転じて、物事は最後の段階まで結果をあきらめてはならない、という意味でも使う。
由来
野球界で広く用いられる格言的な表現である。特定の発言者や初出は明確ではないが、日本の野球文化の中で昭和期以降に定着したと考えられる。最終回の二死は試合終了まであと一アウトという場面であり、そこからの逆転劇が起こり得ることを端的に表した言葉である。
備考
「二死」は野球用語でツーアウトのこと。試合での逆転可能性を説く言葉だが、スポーツ以外でも「最後まであきらめない」という比喩として用いられる。延長戦のある試合にも通じる表現である。
別表記
- 野球は九回二死から
- 野球は9回ツーアウトから
- 野球は九回ツーアウトから
補足
- 「9回2死になれば必ず逆転できる」という意味ではない。試合終了直前でも勝敗は決まらず、可能性が残されていることをいう表現である。
例文
- 九回二死から連打と本塁打が飛び出し、本当に「野球は9回2死から」を実感する逆転勝ちとなった。
- まだ八回で三点差だ。野球は9回2死からというのだから、最後まで応援しよう。
- 企画が行き詰まっても、野球は9回2死からという気持ちで、締切直前まで改善策を考えた。
分類
類義語
- 試合は終わるまでわからない
- 最後まで勝負はわからない
- 勝負は下駄を履くまで分からない
- 野球はツーアウトから
対比・対照ことわざ
- 勝負は下駄を履くまで分からない