選れば選り屑
読み方
えれば えりくず意味
あれこれと慎重に選んだつもりなのに、かえって最もつまらないもの、劣ったものを選んでしまうこと。選択肢を吟味しすぎたり欲を出したりした結果、よい物を逃して粗悪な物だけを手にするたとえ。由来
「選る」は多くの中からよいものをえり分ける意、「選り屑」は選び取ったあとに残るくず、または選んだはずの粗悪品を指す語。よく選んだ結果が屑だったという皮肉から生じた。成立時期は不詳だが、近世以降の口語的な言い回しとされる。備考
「選りに選って」と似るが、結果が悪いことを強く皮肉る表現。やや古風で、日常会話では説明的に使われることが多い。例文
- 何軒も店を回って一番安い物を探したのに、すぐ壊れてしまい、まさに選れば選り屑だった。
- 条件のよい会社を選んでいるうちに内定を逃し、最後に入った職場は最悪で、選れば選り屑とはこのことだ。
- 彼は中古車を何台も見比べた末に事故車を買ってしまい、選れば選り屑だと皆に笑われた。
- 相手を理想ばかりで選り好みしていたら、結局ひどい縁談しか残らず、選れば選り屑になった。
- 慎重に選んだ投資先が一番早く破綻するとは、選れば選り屑で情けない。
類義語
- 選りに選って屑をつかむ
- 選り屑
- えり屑
対義語
- 残り物には福がある
- 選りすぐり
- 精選