道同じからざれば相為に謀らず
読み方
みち おなじからざれば あいために はからず意味
進む道、すなわち人生観・信念・目的・方針が違う者同士は、互いに相談してもまとまらず、協力して事を進めることはできないという意味。価値観や志が根本的に異なる相手とは、共同で計画を立てにくいことをいう。由来
中国の古典『論語』衛霊公篇の「子曰、道不同、不相為謀」に由来する。孔子の言葉とされ、編纂は戦国時代ごろ(紀元前5〜前4世紀ごろ)と考えられる。日本では漢文訓読を通じて受容され、教養語・ことわざとして用いられるようになった。備考
漢文調で硬い表現。日常会話より、評論・ビジネス・政治・学問などで、方針や志の根本的な不一致を述べる際に使われる。例文
- 経営方針がここまで違うなら、道同じからざれば相為に謀らずで、無理に共同事業を続けるべきではない。
- 彼とは能力の差ではなく価値観の差が大きい。まさに道同じからざれば相為に謀らずだ。
- 環境保護を最優先する団体と利益を最優先する企業では、道同じからざれば相為に謀らずという場面もある。
- 最初は意見を合わせようとしたが、目指す社会像が違いすぎて、道同じからざれば相為に謀らずだと悟った。
- 友人であっても、研究の目的が違えば共同執筆は難しい。道同じからざれば相為に謀らずということだ。
類義語
- 道が合わぬ
- 志を同じくせず
- 同床異夢
- 水と油
- 氷炭相容れず
対義語
- 呉越同舟
- 同心協力
- 和衷協同
- 一致団結