過つは人の常
読み方
あやまつ は ひと の つね意味
人間である以上、どんな人でも失敗や過ちを犯すものだという意味。過失そのものを責め立てるより、人には不完全さがあることを認め、過ちの後にどう反省し改めるかが大切だという含みで用いられる。由来
西洋の格言「To err is human(過つは人の常)」に由来する表現。さらに古くは古代ローマの思想家キケロ(紀元前1世紀)の言葉「人は誰でも過つ」に連なるとされる。日本での受容時期は明治期以降と考えられるが、正確な初出年は不明。備考
失敗を許容する文脈で使うが、重大な過失の免罪符として用いると無責任に聞こえる。後続の「許すは神の業」と対にされることもある。例文
- 過つは人の常だから、ミスを責めるより再発防止策を考えよう。
- 新人が入力を間違えたが、過つは人の常、次から確認を徹底すればいい。
- 彼は失敗を素直に認めた。過つは人の常とはいえ、その後の対応が立派だった。
- 過つは人の常というが、同じ過ちを繰り返さない努力は必要だ。
- 部下の判断ミスに腹を立てる前に、過つは人の常だと自分に言い聞かせた。
類義語
- 猿も木から落ちる
- 弘法にも筆の誤り
- 河童の川流れ
- 人は過ちを犯すもの
- 過ちは人の常
対義語
- 過ちて改めざる、これを過ちという
- 過ちを文る