運は寝て待て
読み方
うん は ねて まて
意味
運や幸運は、自分の力だけで思いどおりに動かせるものではない。あれこれ焦っても仕方がないときは、落ち着いて時機や結果を待つのがよい、という意味。必要な努力をしたうえで、むやみに気をもまずに待つというニュアンスで使う。
由来
江戸時代に広まったことわざで、いろはかるたの札文としても知られる表現である。「寝て待て」は、運を無理に追い求めても得られないため、焦らず身を任せて待つことをたとえたもの。正確な初出の書物・年は明確ではないが、江戸時代には定着していたとされる。
分類・由来
備考
文字どおり何もしないで怠けることを勧める表現ではない。自分にできることを済ませた後、運や相手の判断など自力では決められない事柄を、焦らず待つ場面で用いる。
例文
- 試験はもう終わったのだから、あとは「運は寝て待て」だ。結果が出るまで落ち着いて待とう。
- 商談の返事を何度も催促しても逆効果かもしれない。ここは運は寝て待てという気持ちで、先方からの連絡を待とう。
- できる準備はすべてしたのだから、今夜は早く休みなさい。運は寝て待て、だよ。