這っても黒豆
読み方
はっても くろまめ意味
明らかに間違っていることが分かっても、自分の言い分を曲げず、無理にでも正しいと言い張ること。事実や証拠を前にしても非を認めない、強情で負け惜しみの態度を表す。由来
黒い小さなものを見て「黒豆だ」と言った人が、それが這い出して虫だと分かってもなお「這っても黒豆だ」と言い張った、という滑稽なたとえに由来する。正確な成立時期や初出は未詳だが、近世以降に広まった俗諺とされる。備考
相手の強情さや詭弁を批判する表現で、やや皮肉・非難の響きが強い。日常会話では古風に聞こえることもある。例文
- 証拠のメールまで残っているのに否定するなんて、まさに這っても黒豆だ。
- 彼は計算ミスを指摘されても、這っても黒豆で自説を押し通そうとした。
- 会議で全員が反対しているのに、部長だけが這っても黒豆の態度を崩さなかった。
- 間違いを認めて直せばいいのに、這っても黒豆では信用を失うだけだ。
- その説明はもう破綻しているのに、彼女は這っても黒豆とばかりに反論を続けた。
類義語
- 白を黒と言い張る
- 意地を張る
- 我を張る
- 強情を張る
- こじつける
対義語
- 過ちては改むるに憚ること勿れ
- 君子は豹変す
- 非を認める