漢字辞典.com

検索
蹴る馬も乗る手次第

読み方

ける うま も のる て しだい

意味

乱暴で人を蹴るような扱いにくい馬でも、乗る人の腕前や扱い方しだいでおとなしく乗りこなせる、ということ。転じて、扱いにくい人・物事でも、それを扱う人の力量や方法によって結果が大きく変わるというたとえ。

由来

成立年・初出は不詳。馬が交通・農耕・軍事に重要だった時代、気性の荒い馬でも馬術に優れた者なら乗りこなせるという経験則から生まれたことわざ。近世、特に江戸時代には馬に関する俗諺として広まっていたと考えられる。現代では「蹴る馬も乗り手次第」ともいう。

備考

相手を「蹴る馬」にたとえる表現なので、本人に直接使うと失礼に聞こえることがある。人材育成・管理・交渉などで、扱う側の力量を述べる際に用いる。

例文

  • あの部下は扱いにくいと言われているが、蹴る馬も乗る手次第で、指導の仕方を変えれば力を発揮するはずだ。
  • 気難しい取引先も、彼が担当すると話がまとまる。まさに蹴る馬も乗る手次第だ。
  • 個性の強い選手ばかりのチームでも、監督がうまくまとめれば優勝できる。蹴る馬も乗る手次第というものだ。
  • このソフトは癖が強いが、慣れた人が使えば非常に便利だ。蹴る馬も乗る手次第だね。
  • 新人をすぐに駄目だと決めつけるのは早い。蹴る馬も乗る手次第で、育てる側の工夫も必要だ。

類義語

  • 蹴る馬も乗り手次第
  • 馬鹿と鋏は使いよう
  • 物は使いよう
  • 人は使いよう
  • 癖馬にも乗り手あり

このことわざに含まれる漢字

同じ漢字を含むことわざ