越後女に加賀男
読み方
えちごおんな に かがおとこ意味
女は越後国、男は加賀国の出身者がよい、または配偶者として理想的だという意味。越後の女性は働き者で辛抱強く、加賀の男性は落ち着きや品格がある、などとする地域的な人物評価を表した言い方。由来
江戸時代ごろから各地の気質や風俗を比べる俗諺として広まったとされるが、初出年は不明。越後国は現在の新潟県、加賀国は現在の石川県南部で、雪国の勤勉な女性像や加賀百万石の城下町文化に育った男性像が結びついたものと考えられる。備考
地域性を称賛する表現だが、現代では出身地や性別による決めつけに聞こえることもある。会話では歴史的な俗諺として扱うのが無難。例文
- 祖母はよく「越後女に加賀男と言ってね」と、昔の人の土地柄への見方を話してくれた。
- 彼女は新潟出身で彼は金沢出身だから、親戚が冗談めかして越後女に加賀男だと言った。
- 越後女に加賀男というが、もちろん人柄は出身地だけで決まるものではない。
- 郷土のことわざを調べていて、越後女に加賀男という言い回しを初めて知った。
- 結婚式の挨拶で、司会者は二人の出身地に触れ、越後女に加賀男の好取り合わせですねと紹介した。
類義語
- 京女に江戸男
- 東男に京女
- 伊勢男に筑前女