貧乏は罪悪の母
読み方:びんぼう は ざいあく の はは
意味
貧乏や貧困は、生活に困窮した人を追い詰め、盗みなどの罪悪・犯罪に向かわせる原因になりやすい、という意味。貧しい人そのものが悪いということではなく、貧困を生む社会状況が犯罪の背景になり得ることをいう。
由来
英語のことわざ「Poverty is the mother of crime.(貧困は犯罪の母)」を訳した表現として、日本語に定着したものとされる。原典となる英語表現の成立時期や、いつ日本語訳として広まったかは明確ではない。
備考
貧困層への偏見を強めないよう注意が必要な表現。現代では、犯罪の原因を貧困だけに還元せず、雇用・教育・孤立など複数の社会的要因と併せて用いられる。
例文
- 生活苦から窃盗に手を染める人もいる。『貧乏は罪悪の母』という言葉を思えば、福祉の充実は重要だ。
- 彼は『貧乏は罪悪の母』にならないよう、困窮している家庭への支援策を訴えた。
- 犯罪を個人の責任だけで片づけず、『貧乏は罪悪の母』という側面から貧困問題を考える必要がある。
分類
類義語
- 貧は罪悪の母
- 貧すれば鈍する