親は子のために水火をも辞せず
読み方
おや は こ の ため に すいか を も じせず
意味
親は子どものためであれば、水や火のような危険なものに立ち向かうことさえためらわず、どんな苦労や犠牲もいとわないほど深い愛情を持つ、という意味。親の子に対する強い愛情や献身を表す。
由来
古くから伝わる日本のことわざで、成立した正確な時代や初出の文献は明らかではない。「水火」は水と火、転じて命に関わるような大きな危険・苦難を指す。「辞せず」は「避けない・いとわない」という意味で、親が子のためには危険や苦労をも恐れないことを表した表現である。
分類・由来
備考
「水火」は文字どおりの水や火だけでなく、重大な危険や苦難のたとえ。「辞せず」は現代ではやや硬い語で、文章や改まった場面で用いられやすい。
例文
- 娘が病気と聞き、遠方からすぐに駆けつけた父の姿を見て、親は子のために水火をも辞せずという言葉を思った。
- 息子を守るために危険な場所へ向かった母親は、まさに親は子のために水火をも辞せずを体現していた。
- 進学費用を工面するために懸命に働く両親を見ると、親は子のために水火をも辞せずという親心の深さが分かる。