蜘蛛が巣を張ると晴れ
読み方:くも が す を はる と はれ
意味
蜘蛛が活発に巣を張っているときは、空気が乾燥して天候が安定しているため、晴天になる、または晴天が続く前触れだという意味。昔からの天気を予測する知恵であり、必ず晴れることを保証するものではない。
由来
農作業や生活のなかで動植物の様子から天気を予測した「観天望気」の一種として、古くから各地に伝わる民間の天気ことわざである。蜘蛛は雨や強い湿気・風を避け、空気が比較的乾いた穏やかなときに巣を張りやすいという観察が背景にある。成立した正確な時代や、特定の文献上の初出は不明。
備考
科学的な天気予報ではなく、自然観察にもとづく経験則である。地域や蜘蛛の種類、気温・湿度・風などに左右されるため、予報としての的中を保証するものではない。
別表記
- 蜘蛛が巣を張れば晴れ
- 蜘蛛が巣を張ると晴天
誤用・混同注意
- 「蜘蛛が巣を張れば必ず晴れる」という確実な気象法則だと受け取るのは誤り。自然観察による経験的な目安である。
例文
- 庭の蜘蛛が朝からせっせと巣を張っているから、「蜘蛛が巣を張ると晴れ」と言うし、今日は洗濯物を外に干そう。
- 祖父は空模様を見るだけでなく、「蜘蛛が巣を張ると晴れ」などのことわざも天気の目安にしていた。
- 予報は曇りだったが、軒下の蜘蛛が巣を張っていたので、「蜘蛛が巣を張ると晴れ」かもしれないと期待した。
分類
類義語
- 蜘蛛の巣が高いと晴れ
- 蜘蛛が巣を張れば晴れ
対義語
- 蜘蛛が巣を畳むと雨
- 蜘蛛が低く巣を張ると雨
対比・対照ことわざ
- 燕が低く飛ぶと雨
- 蜘蛛が巣を畳むと雨