色と酒には垣をせよ
読み方
いろ と さけ には かき を せよ意味
恋愛・情欲や酒は、人を誘惑して身を誤らせやすいものだから、初めから近づきすぎないように用心し、自分を守る境界を設けよという戒め。快楽に流されず節度を保つべきだという意味。由来
「色」は恋愛・情欲、「酒」は飲酒や酔いの楽しみを指し、「垣をせよ」は垣根を作って隔てよ、つまり近づきすぎない備えをせよという比喩。成立年や初出は不詳だが、近世以降の教訓的な俗諺として伝わり、江戸時代ごろには酒色を戒める言い回しが広く用いられていたと考えられる。備考
古風で説教調の表現。現代では日常会話より、戒め・教訓として使うことが多い。「色」は単なる色彩ではなく、恋愛や情欲を表す。例文
- 出世した途端に遊び歩く同僚を見て、色と酒には垣をせよという言葉を思い出した。
- 接待の多い仕事だからこそ、色と酒には垣をせよと自分に言い聞かせている。
- 祖父は若いころの失敗を話しながら、色と酒には垣をせよと何度も忠告してくれた。
- 自由な時間と収入が増えたが、色と酒には垣をせよで、節度ある生活を心がけたい。
- 彼は才能があったのに酒色に溺れて信用を失った。まさに色と酒には垣をせよだ。
類義語
- 酒色に溺れるな
- 酒は飲むべし飲まるるべからず
- 酒と色とは身を持ち崩す
- 色に溺れる
対義語
- 酒は百薬の長
- 英雄色を好む