能書きより効き目
読み方:のうがき より ききめ
意味
薬や商品について、長々とした説明や宣伝文句が立派であることよりも、実際に効果があることのほうが大切だという意味。転じて、理屈・口約束・自己宣伝より、仕事の成果や実力で判断すべきだというたとえ。
由来
「能書き」は、もともと薬に添えられた効能・用法などの説明書き、特に薬の効き目をうたう文言を指した語である。「能書きより効き目」は、それを踏まえ、薬は説明がもっともらしいかどうかではなく、実際に効くかどうかが重要だという考えから生まれた表現とされる。成立した正確な年代・初出は不明だが、近代以降に広く用いられてきた口語的なことわざである。
備考
「能書き」には、説明・宣伝を大げさに述べるというやや批判的な響きがある。薬に限らず、商品、政策、仕事、人の実力などにも使える。相手の説明を軽んじるように聞こえる場合があるため、使用場面には注意する。
例文
- この洗剤は宣伝文句が多くないが、汚れがよく落ちる。まさに能書きより効き目だ。
- 新しい制度は立派な理念を並べるだけでなく、現場の負担を減らしてこそ能書きより効き目と言える。
- 彼は自分の技術を大げさに語らないが、納品物はいつも優れている。能書きより効き目の人だ。
分類
類義語
対義語
- 口先だけ
- 看板倒れ
- 能書き倒れ