聞けば気の毒見れば目の毒
読み方:きけば きのどく みれば めのどく
意味
話を聞けば気の毒に思って同情し心が痛み、実際に見ればいっそう心が傷つき乱されて害になるということ。余計なことは聞いたり見たりせず、関わらないほうが心穏やかでよいという戒め。
由来
正確な成立年代や出典は不詳。近世以降の口語的な言い回しと考えられ、「気の毒」と「目の毒」という語呂のよい対句で、聞くこと・見ることが心に及ぼす害を並べたもの。江戸時代の庶民的表現に由来する可能性があるが、確証はない。
備考
やや古風な表現。単に「かわいそう」という意味だけでなく、「見ると欲しくなる・心を乱される」という含みがある。
例文
- 隣の夫婦げんかなどは聞けば気の毒見れば目の毒だから、下手に首を突っ込まないほうがいい。
- 被災地の惨状は聞けば気の毒見れば目の毒で、報道を見るたびに胸が痛む。
- 病人の苦しむ様子は聞けば気の毒見れば目の毒というが、見て見ぬふりもできない。
類義語
対義語
このことわざに使われている漢字
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