縁の下の舞
読み方
えんのした の まい意味
人目につかないところで苦労したり努力したりすること。また、せっかく骨を折っても人に知られず、評価されにくい働きのたとえ。現在は「縁の下の力持ち」に近い意味で、陰で支える貢献を表すこともある。由来
家の縁側の下で舞を舞っても、誰にも見てもらえず称賛も得られないことにたとえた表現。成立時期ははっきりしないが、江戸時代の俳諧・文章などに見られる古い言い回しとされる。もとは「報われにくい、人知れぬ骨折り」の意味合いが強かった。備考
現代では「縁の下の力持ち」のほうが一般的。こちらはやや古風で、文脈によっては「努力が報われない」という寂しさを含む。例文
- 裏方の確認作業は縁の下の舞だが、これがなければ企画は成り立たない。
- 彼は毎朝誰よりも早く来て準備しているが、まさに縁の下の舞で、あまり知られていない。
- データの整理や誤字の修正は縁の下の舞のような仕事だが、成果物の質を大きく左右する。
- 地域の祭りが無事に終わったのは、縁の下の舞に徹したボランティアたちのおかげだ。
- 縁の下の舞ばかりではつらいので、たまには担当者の努力もきちんと評価してほしい。
類義語
- 縁の下の力持ち
- 陰の功労者
- 陰で支える
- 人知れぬ努力
- 陰の働き
対義語
- 脚光を浴びる
- 表舞台に立つ
- 名を上げる
- 華々しく活躍する